インフルエンザの予防接種や予防投与の費用と効果

インフルエンザ薬の予防投与は感染の可能性が高い場合に行う

インフルエンザ薬の予防投与は、感染の可能性が高い場合に行います。例えば、家族など身近な人がインフルエンザを発症させた場合などに、服用するのです。

インフルエンザの予防投与は、発症前にインフルエンザウイルスの増殖を抑えるので、発症を未然に防げます。予防投与をしても発症する場合もありますが、症状が軽くなるのです。

予防目的でのインフルエンザ薬は、インフルエンザの感染者と接触してから36時間以内に飲むと効果が高いとされています。36時間以降になると、効果は下がります。

予防目的でインフルエンザ薬を購入する場合、保険は適用されず、100%自己負担になります。薬剤費はおおよそ5000円です。

インフルエンザの予防薬は処方に条件がある

インフルエンザの予防薬を処方してもらうには、2つ条件があります。

その条件とは、まず、インフルエンザの患者と一緒に生活していることです。そして、65歳以上の高齢者や慢性呼吸器疾患や心疾患、肝疾患を持っている人とされています。

もっとも、受験前などといった特別な事情がある場合は、医師に相談すれば処方してもらえる可能性があります。何らかの特別な事情がある場合は医師に相談しましょう。

インフルエンザ薬の予防投与には、タミフルやリレンザなどといった、実際の治療薬を使います。予防投与の期間は1日1回、10日間続けます。

インフルエンザ薬は、適切な時期に使い始めれば効果の高い薬剤で、おおよそ1日ほど早く完治させられます。ただし、インフルエンザ発症から48時間経過してしまったら、インフルエンザ薬の効果は少ないです。

インフルエンザの予防接種の費用は病院によって異なる

インフルエンザの予防接種にかかる費用は、病院により異なります。

値段が異なる理由は、予防接種は自由診療扱いになり、医療機関が自由に定められるからです。

そのため、事前に費用はどのくらいかかるのか、病院に問い合わせておくと、金額を調べられます。2017年から2018年シーズンの全国平均は3,524円となっており、前年度から比較しても178円アップしているのです。

価格を抑えて注射を受けたいと思っている方は、事前に自宅周辺の医療機関の情報サイトをチェックして、価格を比較してから利用する医療機関を探しましょう。

また、予防注射を受けられる医療機関が増えたことにより、それぞれが独自の割引サービスを用意しています。よく見られるサービスは、早割や家族割などです。

したがって、家族全員で注射を受ける予定がある場合は、サービスを上手く活用すると、料金を抑えられます。

また、子供の場合は、2回の注射が必要です。そのため、1回目よりも2回目のほうが料金が安く設定されていたり、無料にしていたりする医療機関もあります。

インフルエンザの予防接種の効果

インフルエンザ予防接種は、ワクチン注射によって体に備わっている免疫機能を利用し、実際に本物のウイルスが体内に入り込んでも感染しにくくさせる効果があります。

ただし、この免疫効果は人によって異なります。

もともと体の免疫力が高い人の場合は、ワクチンの効果を最大限に引き出せます。そのため、インフルエンザのウイルスが体に入り込まないように対策することが可能です。

しかし、体の疲労が蓄積していたり、ストレスや睡眠不足が続いていると、体力や免疫力が低下してしまっている状態です。そのため、せっかく予防注射を受けていても、感染してしまう可能性があります。

同様に、免疫力が低い赤ちゃんや年配の人も、予防接種の効果が得られない場合があるのです。

そのため、注射を受ける際には自分の体調管理を行う必要があります。体の調子が良い時に注射を受けることで、体の免疫力を更に高められるのです。

また、予防接種を受けることで、集団感染を防げます。